マッサージ師の手

先日、川崎師匠といろいろお話しする機会があり、長い時間話をさせて頂きました。
その中で、『山口お前いい手になったな～しっかり仕事をしている手だ』といって頂きました。
思い起こせば名古屋で師匠にお世話になっている時代、右も左も分からない私にマッサージ師は手技も大事だが、何人も手技をこなせる手をまず作れ！といわれ、学校では教えてくれない基本の指圧・柔捏方法、練習方法を教わり時間があるときずーっと練習していたのを思い出しました。洋食屋さんで言ったらフライパンでタオルをひっくり返す基本練習みたいなものだと思います。
何事でもそうでしょうが、基本がしっかり身についているから応用が利くのだと考えており、マニュアルしか入っていない人間は応用が利かず予想外の展開が現れたとき対応できなくなってしまうのだと考えております。

写真のように親指のグルグルした指紋のある場所を「指腹」といい、指腹で筋肉内硬結を捕まえ、指圧したり柔捏したり様々な圧を与え硬結部分をほぐすのが基本となってきます。これで何人も施術をするのが結構大変で、そこそこできるようになるまで、毎日経験したとしても2～3年かかります。そしてこの指腹がセンサーみたいな役割も担っており、張り・コリ・硬結の状態を確認できるようにしていきます。これも数年かかります。
また、指腹で張り・コリ・硬結を捉えられると、受けてる側は柔らかな圧を感じどれだけ押されても心地の良い痛気持ちよさを感じます。

逆に、画像の様に指尖で捉えられると、受けてる側は、鋭く痛み先行の刺激しか入らず非常に不快な感じを与えてしまいます。多裂筋・前腕等の細い筋肉に刺激を入れるには指尖を使用します。

ここまでの手技を使い分けることのできる施術者はそう多くないと思います。
いろいろ行ったけどほぐれなかった、あまり楽にならなかったという方がおられましたら是非一度当治療院TKマッサージを体験してみてください。
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当治療院を利用してくださる方の中に、整備工場の方・足場屋の方・看護師の方・事務仕事中心の方など様々なお仕事の様式があり皆さん毎日頑張っておられます、その日常を阻害する痛みや違和感を出させない、お仕事に専念することのできるお身体を手にして頂けるよう日々精進してまいります。

当治療院は、強引な勧誘も無駄なオプションも一切いたしません。安心してご来院ください。
以上　最後まで覧て頂きありがとうございました。

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