スポーツ外傷とは
スポーツでの転倒や足を捻ったなどのように突発的な外傷(怪我)で、明らかな受傷起点がある怪我のことを言います。
スポーツ外傷には、主に骨折・捻挫・打撲・肉離れ・脳震盪などが多く日常生活で起こる外傷(怪我)と同じようなものが多いです。患部に血流量が増加し・発赤(赤くなる)・腫脹(腫れ)・発熱・疼痛(針を刺したような痛み)・機能障害(動かせなくなる)などの急性期特有の症状が起こります。(炎症の5徴候)
この場合、ただちに整形外科などの医療機関を受診して医師の診断を仰ぎましょう。
また、応急処置として、RICE処置が効果的で、それを行うことで腫れや痛みを抑制させ、24~72時間後の急性期を過ぎてからの回復力が違います。
RICE処置とは
R:rest(安静) | 患部を動かさず安静にさせる。 |
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I:ice(冷却) | 氷嚢に製氷機の氷を入れ患部に当て10分~20分間冷却。 又、保冷材などの0℃以下になるものは低温やけどの可能性があるためおすすめできない。 |
C:compression(圧迫) | 腫れが出現する前に弾性包帯などで患部を圧迫し腫脹を防ぐ。 |
E:elevation(拳上) | 患部を心臓より高く上げ血流を抑制させ腫脹を防ぐ。 |
RICE処置
R:rest(安静) | 患部を動かさず安静にさせる。 |
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I:ice(冷却) | 氷嚢に製氷機の氷を入れ患部に当て10分~20分間冷却。 又、保冷材などの0℃以下になるものは低温やけどの可能性があるためおすすめできない。 |
C:compression(圧迫) | 腫れが出現する前に弾性包帯などで患部を圧迫し腫脹を防ぐ。 |
E:elevation(拳上) | 患部を心臓より高く上げ血流を抑制させ腫脹を防ぐ。 |
障害とは
長期的に同じスポーツを続けることにより、体の一定の部位に負担がかかって起こる障害overuse(使いすぎ症候群)を原因とするもので、成人だけでなく成長期の子供にもよく起こる障害です。
障害には、姿勢(アライメント)・動的アライメント・トレーニング方法やフォームの問題・筋力の左右差やアンバランス・柔軟性の欠如または、柔らかすぎる関節・合わないシューズの使用・サーフェスの問題など、様々な原因があげられます。
予防に効果的なのは、ウォーミングアップやクールダウン、アイシングやマッサージといったコンディショニングをしっかり行うことが重要です。
外傷・障害の代表的なものとして
首の痛み | 脳震盪 寝違い 頸肩腕症候群 頸椎ヘルニアなど |
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肩の痛み | 四十肩・五十肩 野球肩 インピンジメント症候群 上腕二頭筋長頭健炎 腱板損傷 肩関節周囲炎など |
腰の痛み | 腰椎分離症 腰椎すべり症 椎間板ヘルニア 筋筋膜性腰痛など |
大腿部の痛み | 肉離れ 筋断裂 変形性股関節症 チャーリーホース(打撲・挫傷) 鼠径ヘルニアなど |
膝の痛み | 前十字靭帯損傷 後十字靭帯損傷 腸脛靭帯炎 半月板損傷 変形性膝関節症 膝蓋靱帯炎 オスグットシュラッター病 鷲足炎など |
下腿の痛み | シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) コンパートメント症候群 アキレス腱炎など |
足の痛み | 前距腓靱帯損傷 三角靱帯損傷 内返捻挫 外返捻挫 足底筋膜炎 リスフラン関節炎 外反母趾など |
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