①合谷
手の甲側の、親指と人差し指の間のくぼんでいるところにある「合谷(ごうこく)」は、多くの症状に効果がある「万能のツボ」です。
親指と人差し指が交差する部分から、人差し指側に押していくと、副交感神経が活発になって気持ちが落ち着き、自律神経を整えられます。
②内関③労宮
自律神経を整えるツボ「内関(ないかん)」は、手首の内側にあります。
位置は、手首のシワから指3本分くらい下で、2本の細い腱の真ん中あたりです。
内関を押すと気持ちが落ち着いてイライラや不安が収まり、自律神経のバランスを整えられます。
「労宮(ろうきゅう)」は、手を握った時に手のひらの真ん中あたりにある、自律神経を整えるツボで、場所は手のひらの中指と薬指の間の部分です。
労宮は漢字が示す通り、疲労や苦労がたまる場所とされていて、労宮を刺激するとストレスによる不眠の改善や、不安やイライラする気持ちを落ち着かせる効果があります。
④百会
頭の頂点にある「百会(ひゃくえ)」は、副交感神経を活発化して、自律神経を整える効果が高いツボです。
百会の位置は、頭の上で両方の耳を結んだラインと、眉間から伸びたラインが交わる場所にあります。
⑤風池
うなじの髪の生え際で、耳の後ろの出っ張りより下にある「風池(ふうち)」は、頭や顔面の症状に効き自律神経を整えるツボです。
親指以外の4本の指で後頭部を支えて、親指でうなじの外側をすべらせながら押していくと、気持ちよく感じる場所が見つかるでしょう。
⑥天柱
首の後ろ側にある「天柱(てんちゅう)」は、自律神経を整えるだけではなく、慢性的な頭痛や肩こりにもよく効くツボです。
天柱の位置は、後頭部の髪の生え際で、2本の太い筋肉の外側にあるくぼみのところです。


