PCやスマホ利用による肩や首の疲労の蓄積、最近では通称「スマホッ首」やエアコンの冷えによる血行不良が原因の肩こりや首の痛み胸郭出口症候群が増加傾向にあります。

筋肉の慢性的な凝りや痛みのメカニズムは:
①筋緊張増大・血管収縮し血管と筋肉が縮む
②末梢循環の悪化
③筋肉等組織の酸素欠乏・老廃物の蓄積
④発痛物質の産生・痛みの出現
⑤痛みによる知覚神経の興奮
⑥交感神経の緊張亢進

 

上記①~⑥の状態を循環し筋肉が次第に凝り固まっていく、これを「慢性痛の悪循環」と言います。

この悪循環をどこかで断ち切るようにしなければいけません!
そこで、自分でできる対応策として考えられるのが
①スタティックストレッチ:
スタティックストレッチ「静的ストレッチ」を行い柔軟性を高め血液循環をよくしていく。
②軽運動:
ウォーキングやラジオ体操のような筋疲労しない程度の軽度な運動をを行い血液循環をよくする。
③温熱療法:
お湯やホットパック、赤外線、超音波などで温め血液循環をよくする。
ことが挙げられます。

いつでもどこでも簡単に始めることができるのがストレッチです
そして、筋肉の柔軟性を出すために最も効果的なことはストレッチです。
また、ストレッチを継続的に続けていくことで筋肉の柔軟性を高め血液循環を良くし悪循環を断ち切り疲労の蓄積を抑制するメリットとなります。

今回は首・肩にターゲットを絞って説明致します。2種類だけですので是非毎日行ってみて下さい。

 

参考可動域:
頭部屈曲可動域60°
伸展可動域50°
側屈可動域50°

この参考可動域よりも可動範囲が狭まっている方はこの可動域を目指してストレッチしましょう!

 

ストレッチ方法:呼吸を止めず反動を使わずジワ~っとじっくり20秒~30秒ストレッチ

上部僧帽筋・肩甲挙筋・起立筋(上部)

 

 

 

 

 

起立筋・板状筋・肩甲挙筋

 

 

 

 
※今回は一般的に行われている代表的なストレッチ方法をご紹介してあります。当治療院ご利用の方でもっと細かくターゲット筋を絞ったストレッチを説明されている方はそちらを優先的に行って下さい。

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