脳腸相関とは：
先ず、脳は非常に複雑な神経ネットワークを構築し、私たちの生命活動を支えております。
そして、腸には独自の神経系があり、脳と互いに影響を及ぼし合うことが分かっております。腸は脳に次いで一億以上の神経細胞があり、これは脊髄や末梢神経より多く、脳とは独立して自らの判断で機能しています。つまり腸は脳からの命令を待つことなく消化や吸収・排泄などの重要な機能を果たしております。
腸には迷走神経という太くて大きな神経が埋め込まれていますが、その繊維の90％が腸から脳へと情報を運んでいることが明らかになってきました。
生命活動や心の働きを調節する際、様々な指令を伝えるのが神経伝達物質です。
脳と腸の両方で分泌される神経伝達物質に「セロトニン」があります。
「セロトニン」の多くは腸にあり、（幸せホルモン）や（幸福物質）とも言われ、脳内では気分を安定させ、穏やかにする役割を担っているほか、睡眠にも関与しております。腸では、腸を動かす指令を出す際に使われております。
その為、生活習慣やストレスなどが影響し腸の働きが鈍り便秘になると、腸の神経系は腸が動くように「セロトニン」を分泌します。腸内で腸が動くまで「セロトニン」を分泌し続ける為、長期間の便秘になると腸を動かすためにセロトニンが腸へ過剰に分泌され、その結果脳では「セロトニン」が不足し手しまうため、精神的に不安になったりまたは、イライラしたりしてしまうことがあります。
以上の事から、便秘を予防することが大切になっております。
便秘を予防するためには
①食事のリズムを整える
②食物繊維や水分を十分にとる
③バランスの良い食事
④適度な運動
⑤規則正しい睡眠・生活
⑥腸内環境を整えるetc.
を行い。腸の蠕動運動を阻害させないことが大切になっております。
※食物繊維1日の目標摂取量は女性18ｇ以上男性21ｇ以上となっております。当治療院で販売している「パワグラ」には食物繊維4.7ｇタンパク質20ｇ367㎉となっており、ダイエットに加え便秘に対しても嬉しい食品となっております。
パワグラについてはこちら→→
当治療院ではES5000を利用し腸への回転刺激治療を行っております。
腸の滞りやすい部位に端子を当て右回りに運動させる電気治療を行い、腸の蠕動運動を促通し改善させていきます。
また、長い間、便秘症の方や下剤を服用されている方は直ぐには腸の動きが身につかないかもしれませんが定期的に行うことで腸の活動は活発に反応していきます。腸の動きが悪いと脳内セロトニンの不足により、うつ傾向になったり・気分がのらない・やる気が出ないなどが報告されております。腸の運動を改善させていきましょう。
腸活！腸蠕動運動促進治療のご予約はこちら→→
腹腔神経領域へのマッサージ&ツボ刺激を行い血流を改善させ腸の活動を促す
腸活！腸蠕動運動促進治療・マッサージセット治療希望の方はこちら→→
